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この世は、嫌な奴ばかり
この本を読んだのは、仕事で結構悩んでいた時なのです。まあ、今でも悩んでいますが。
私自身は、一般的に言えば結構いい年で、会社勤めをしているのですが、その中で進んで新しい分野の仕事を仕様なんて奴はあんまりいないでしょうが。
ただ、私は少しでも新しし仕事をしようとしていて、そうすると、これまで仕事をしたこともない人と、接する機会も増えるのですが。
すると、本当に嫌な奴が多いんですね。
威嚇してくる奴、自分は頭がいいと自分だけ思ってて全くもって自分勝手な奴、権力には媚びへつらい弱い相手だと思った途端何様だという態度に変わる奴……。
そういう奴ばかり。
そしてそういう奴を相手に仕事しなければならないのです。
そこで、交渉術が必要になってくるのです。
だから、この本を買ったのですね。
文藝春秋 (2011-06-10)
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実際、使える交渉術
佐藤優 氏は、評価が相半ばする方なのでしょう。
ただ、私は本書を、マジに仕事の交渉のために買いました。
では、仕事の交渉、特に先に述べた、本当に嫌なやつらとの交渉に役立ったかどうか?
結論は、イエス‼︎
役立ちました。
本書は、外交官時代の実際の佐藤優 氏の経験をもとに、交渉というものが実際はどんなものかが書かれているわけです。
中心はソ連やロシアとの外交の表や裏の舞台が書かれているのですが、どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか、それは全くわからないのですが、読み物としても、面白いですね。
ソ連・ロシアとの外交の中で、どのような交渉が行われてきたが、読者が読みながら、その事実(?)の中から交渉術を身につける、ということになる。
いずれにせよ、読んでいて損はない、というか、
交渉事には、大いに役立つ。
読み物としても面白いけど、社会にでると、交渉事ばかりですからね。
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