会計のことを知ることは、自分の仕事について知ることかもしれない
本書「会計天国」に出会ったのは、羽田空港の本屋さんだった記憶があります。
出張帰りに、特に買いたい本があったわけでもなく、京急のホームに降りるエスカレーターのやや手前の左側にあるブックスフジにふらりと立ち寄って何となく本を見ていたら、会計と天国という、全く関係のなさそうな単語他2つ並んだタイトルの本に出会ったのです。
なぜ、会計と天国をくっつけたのかは、本書を読めばするわかるのですが、それはここでは、一応ネタバレになるので書きません。が、そのタイトルに少し惹かれてパラパラとページを捲り立ち読みをしたら、小説仕立てになっている会計の本で、ちょっと面白そうだったので買ってみました。
そして……。
当たりでした。会計天国。
社会人全員が読むといいと思う「会計天国」
会計のことを勉強しようと思ったわけではないのです。また、結局最後まで読んでも、会計のことは、わかりませんでした。
では、なぜ私は、本書を「当たり」と感じたのでしょうか。
なかなかうまく言えないのですが、ちょっと社会の仕組み、会社を含めた全体的な社会の仕組みの一部が、少しだけですがわかったのです。
会社が利益を上げていくということはどういうことなのか? 逆に言えば、会社で働くということは何を意味しているのか? あるいは、給料をもらう以外に、どういう意味があるのか? このあ辺りのことが、何となくですが、ぼんやりとわかってくるのです。
だから本書は、社会人全員に読んで欲しい、というか、読んだらいいんじゃないかなぁ、と思います。
これを読んだあとは、自分の働き方が、きっと変わってくる、と思うのです。
もちろん、いい方向へ。
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