ホテルジューシー　坂木司　角川文庫

沖縄は那覇、国際通りをちょっと入ったところに、ひっそりというか、え、これがホテル？というか、とにかく、そんなところにホテルジューシーはあるのです。そして、少しおせっかいで正義感の強い女子大生・柿生浩美は、ひょんなことから、このホテルジューシーでアルバイトをすることに成るのです。
そこには、いろんな素敵なキャラの人たちが勤めていて、それで、いろんなお客さんがやってきます。
事件が起こるのですね。
もう、柿生浩美のバイト生活はどうなるのか……？

ホテルジューシー (角川文庫)

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坂木 司
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で、いろんなキャラの中でも、愛すべき、秀逸なキャラは、ホテルジューシーのオーナー代理。この人は……
それからというもの……あ、これ以上書くと、これから読む方の楽しみを奪うので、ここまでにしておきますね。

作者は違いますが、このサイトで、「カフーを待ちわびて」という原田マハさんの小説を紹介しました。
沖縄の小さな島の物語で、読んだらすぐ沖縄に行きたくなる物語ですが、
本書もまた、「カフーを待ちわびて」とは違う感覚で、沖縄に飛んで行きたくなる小説です。

それにしても、これは、ミステリー小説に分類されるんでしょうね……。
同じ作者の「和菓子のアン」もそうですが、不思議なミステリーです。
ぜひ、読んでくださいね。

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