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罪の声 塩田武士 講談社
2016年度週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位、第7回山田風太郎賞 壮絶だった。読んでいる途中でノンフィクションかと勘違いするほど、精緻だった。 圧倒的な取材。 その取材をさらに凌駕するほどの ...
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宝島 真藤順丈 講談社
この島を、私は年に4、5回訪れる。 その度に、この島の歴史が私のの心に問いかける。 私たちを、お前はどう思っているのか。 私たちの存在を、どう捉えているのか。 仲間なのか、敵なのか、旅人なのか、それと ...
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徹夜しないで人の2倍仕事をする技術 三田紀房流マンガ論 そして「ドラゴン桜」 三田紀房
「ドラゴン桜」は、学力の低い(と思われている)高校生が、東大合格を目指すコミックだ。 ハッキリいて面白い。ドラゴン桜は受験にも役立つけど、仕事や他のことにも役立つと思う。 特にマーケティングに関して、 ...
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超・箇条書き 杉野幹人 ダイヤモンド社
【今日の一言】 メールのタイトルそのままに、返信してくる人も、どうかと思うが…… 私は、この本を読んで、自分の仕事の効率がずいぶん良くなったと我ながら思います。 まあ、この年になってこんなことも気づい ...
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新・戦争論 池上彰・佐藤優 文春新書
これは絶対読むべきだ。 なぜなら、極めてクールで常識的な分析だから。 二人のインテリジェンスと見識の高さに、まずは尊敬の念を抱く。 そして、そこから展開される、 まさに今の、世界の紛争地の状況、また紛 ...
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交渉術 佐藤 優 文春文庫
この世は、嫌な奴ばかり この本を読んだのは、仕事で結構悩んでいた時なのです。まあ、今でも悩んでいますが。 私自身は、一般的に言えば結構いい年で、会社勤めをしているのですが、その中で進んで新しい分野の仕 ...
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ホテルジューシー 坂木司 角川文庫
沖縄は那覇、国際通りをちょっと入ったところに、ひっそりというか、え、これがホテル?というか、とにかく、そんなところにホテルジューシーはあるのです。そして、少しおせっかいで正義感の強い女子大生・柿生浩美 ...
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和菓子のアン 坂本司 光文社文庫
坂本司さんの作品を読んだのは、実は本作品「和菓子のアン」が、はじめてでした。 友人から勧められて読み始めたのですが、 本書が「ミステリー小説」に分類されるものであることを、内容から自分自身で知ったわけ ...
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サキ 短篇集 サキ 中村能三 訳 新潮文庫
サキ。短編の名手、と世界的な評価。ユーモア、ブラックユーモア、ウイットに富んだ作品集、という触れ込み。 泊客の枕元に、オー・ヘンリー、あるいはサキ、もしくはその両方を用意していなければ女主人としては完 ...
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小さくても、勝てる。 佐藤寿人
2014/1/3 サンフレッチェ広島, 佐藤寿人, 小さくても、勝てる。
小さくても、勝てる。 佐藤寿人 佐藤寿人は、日本でトップクラスのストライカー。そしてサンフレッチェ広島のエースであり、広島の誇りである。「小さくても、勝てる。」は、その、広島の誇りである佐藤寿人が ...