「デフレの正体」。この本は多くの方に読んで欲しい。
今、なぜ不景気なのか、アベノミクスは正解なのか、今後、日本の経済を立て直すためには、何をすればいいのか……。
それらの答えが、あるいは少なくとも答えのヒントがあると思います。
今を生きる、日本人必読の本の一つでしょう。
ちなみに、藻谷浩介氏は、本サイトで紹介した「里山資本主義」の著者でもあります。

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

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藻谷 浩介
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何がデフレの正体なのか……

本書はぜひ、多くの方々に読んでいただきたいので、「デフレの正体」の答えをここで書くような無粋な真似はしません。
しかし、言えることは、アベノミクスといった雰囲気ワードに流されている政治家や経済人がいかに多いことかがわかります。
政府や政治家がいう言葉は、実態を見ず発せられていることが多く、特に政治家の言葉には、アドバイザーや広告だ入りてが思いついた言葉を借りていることが多いので、気をつけなければいけません。
自民党の「日本を取り戻す」というのはその典型（上手いと思うけど）。取り戻すって何をだよ、としっかりツッコミを入れなければいけないのです。
とにかく、彼らは実態＝数字を見ず、雰囲気だけで語るので要注意。

また、本書を読むと、アベノミクスの金融緩和がいかに、ヤバいことをやっているかがわかります。

いや、デフレの正体を推薦したかったのですが、現政権の批判になってしまった。
しかし、安倍政権で行われようとしている女性の登用や地方の経済に関心を寄せることは間違っていないのです。具体的なやり方には、問題があるとは思いますが。

改めて。
「デフレの正体」、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。

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