本の批評・感想を素直に。面白い本、役に立つ本、失恋の苦しい時に読む本、人生を考える時に読む本……色んな本を紹介します。

面白い本を、役に立つ本を紹介します

は行(作者名)

キネマの神様

キネマの神様  原田マハ  文春文庫

ベタです。ベタ。 原田マハさんの小説、既に何冊か読ませて頂いていますが、その中でも、ベタな方だと思います。 ところが……、このベタさにやられてしまうんですよね……。 私は、「キネマの神様」のクライマッ ...

佳代のキッチン

佳代のキッチン 原宏一 祥伝社文庫

不思議な小説。妙な気持ちになる物語。私の率直な読後感です。 もいろん、面白いのです、面白く、ストーリーを乗せられたうえで、最後に不思議な気持ちにさせられるんですよ。 中学卒業間近、佳代の両親が蒸発する ...

花々 原田マハ 宝島社文庫

沖縄に咲く、美しき花々 いや、誰に目にも美しく映るわけではないかもしれない。切なく、儚く、勁く、激しく、優しく……そしてやはり、美しく。 先ずは「カフーを待ちわびて」を読んでから、花々を読んでください ...

まぐだら屋のマリア  原田マハ  幻冬舎文庫

衝撃的でした。 私にとって、今の私にとって、衝撃的な物語でした。 今後。私の生き方に、大きな影響を及ぼすことになるでしょう。 ただし、万人にとって、衝撃的かどうかはわかりませんが。 改めて、衝撃的でし ...

ヤッさん

ヤッさん  原宏一  双葉文庫

「ありきたりな身の上話はそれだけか」 これは「ヤッさん」の決め台詞。 このセリフが登場すると、物語の展開が始まる合図。 「ヤッさん」は、何と言ったらいいでしょう……大人の童話、大人のファンタジー……私 ...

カフーを待ちわびて

カフーを待ちわびて  原田マハ  宝島社文庫

なんと、デリケードで、切なくて、ドキドキして、微笑ましくて、そして……。 「カフーを待ちわびて」は、原田マハの恋愛小説。 宝島社が主催する日本ラブストーリー大賞の第1回受賞作品。 まあ、賞のことはよく ...

本日は、お日柄もよく

本日は、お日柄もよく  原田マハ  徳間書店

ベタです。 ちょっとストーリー展開が強引なところもあります。 連載小説だったこともちょっと読みにくくさせているところもあり……。 それでも私は、 「本日は、お日柄もよく」 原田マハ を強くオススメした ...

武器としての決断思考

武器としての決断思考  瀧本哲史  星海社新書

これもまた、素晴らしい本。 武器として。社会を生きていく上で、マジに役に立ちます。 前回紹介した、『武器としての交渉思考』と併せて読むべきだと思います。 例えば、会社にべったり依存しない生き方をするた ...

まちづくり:デッドライン

まちづくりデッドライン 木下 斉 広瀬 郁   日経アーキテクチュア編

地域活性ブームと言っていいほどの、地域活性ばやり。そりゃそうですよね、中央がやってることは、終わったシステムに則って、無駄なお金(一部の人には無駄じゃないんだろうけど)をばらまいているだけですから。 ...

あの日の僕らにさよなら

あの日の僕らにさよなら 平山瑞穂  新潮文庫

昔の恋人に電話したくなる本。 文庫本の帯(私が呼んだ当時)に、そう書いてありました。 そこから想像されるのは、センチメンタルなストーリー……、 評判で人気の小説。さて、中身は 結構評判の小説でした。た ...

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