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カフーを待ちわびて 原田マハ 宝島社文庫
なんと、デリケードで、切なくて、ドキドキして、微笑ましくて、そして……。 「カフーを待ちわびて」は、原田マハの恋愛小説。 宝島社が主催する日本ラブストーリー大賞の第1回受賞作品。 まあ、賞のことはよく ...
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カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話 木暮太一 サンマーク出版
この本を20年前に読んでいたら、今の私の人生も大きく違っただろうなあ、と思います。 いや、変わんないかなあ。危機感なく、結局今のような人生を歩んだのかもしれませんねえ。 数年前まで、井の頭公園の近くに ...
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虎口からの脱出 景山民夫 新潮文庫
私は、絶対的に面白いエンターテインメント小説・冒険小説を1冊紹介してくれ、と言われたら……。 迷いながらも『虎口からの脱出』を選ぶこともある、と思うのです。 いや、歯切れ悪い書き方ですが、この他にも面 ...
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九月が永遠に続けば 沼田まほかる 新潮文庫
九月が永遠に続けば…… 高校生の息子が、ゴミをゴミ捨て場に捨てに行って、そして帰ってこなかった……。 そこから始まる、ドロドロの愛憎劇。 高校生の母、佐知子の人称で、話が進む。 ミステリーであり、ホラ ...
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カイジ「命より重い!」お金の話 木暮太一 サンマーク出版
2014/1/3 カイジ
カイジというコミックがある。 主人公の伊藤開司(イトウカイジ)は、お金に関するリテラシーが全くなく、自堕落な生活を送り、その為莫大な借金を抱えてしまい、ギャンブルの世界にのめり込んでいく。映画にもなっ ...
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くちびるに歌を 中田 永一 小学館
【今日の一言】 本の向こう側から、風が吹いてきます 「くちびるに歌を」の舞台は五島列島。そこの中学生が、Nコン、つまりNHK全国音楽コンクールを目指すお話。 生徒も、保護者も、教師も、Nコンを目指す中 ...
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金曜のバカ 越谷オサム 角川文庫
金曜のバカ 越谷オサム 角川文庫 昔、「日曜日のユカ」という若き日の加賀まりこが主演した映画の、パロディ。それが「金曜のバカ」。「日曜日のユカ」は援助交際をテーマにした映画だったそうですが(見てない! ...
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神去 なあなあ 日常(かむさり なあなあ にちじょう) 三浦しをん
【一言感想】 もう、やり方に限界がきているような 「神去 なあなあ 日常」 映画にもなりましたね。私は映画はみていないのですが、小説を読んだとき、面白く、ドキドキして、そして考えさせられました。 高度 ...