kamakura16の記事
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ガタラの豚 ⅠⅡⅢ 中島らも 集英社文庫
オススメです。面白い。上中下の3巻。しかも分厚い……。でも、あっと言う間に読んでしまいました。 3巻目の終盤に来ると、次が読みたいけど読み進めると読了してしまう……。いったいどうすればいいのか……と言 ...
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その女アレックス ピエール・ルメートル 著 橘明美 訳 文春文庫
2016/12/23 その女アレックス
美しい若い女性、まるで変態のもっさりした大柄な男。そして、ある事件の捜査に失敗し自信とプライドを失ってしまった小柄な刑事。役者は揃った。そして事件は起きた。 仕事明けの夕刻の帰り道、Parisのカフェ ...
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しなやかな日本列島のつくりかた 藻谷浩介 新潮社
2015/9/16 しなやかな日本列島のつくりかた, 地域活性, 藻谷浩介
地域活性に興味のある方には、全員に読んでいただきたいのが、本書『しなやかな日本列島の作り方』なのです。 もはや、色んな意味で日本は、高度経済成長時代の日本ではありえない。 もう、世界のリーダーの一つの ...
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世界はシステムで動く いま起きていることの本質をつかむ考え方 ドネラ・H・メドウズ 枝廣淳子 訳
2015/6/28 システム思考, ドネラ・H・メドウズ, 枝廣淳子
私は、できるだけこのブロクでは読んだ本の批判はすまい、と思って書いています。 が、今回は、書かせていただきます。 なぜか。 この本ほど、読む前に期待して、読み始めたら絶望した本は、無いからです。その理 ...
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ぼくのメジャースプーン 辻村深月 講談社文庫
2015/5/30 ぼくのメジャースプーン, 講談社文庫, 辻村深月
変わっていたけど、面白かった。 これが率直な感想でしょうか。 そして、 まるでチェスや将棋のような小説だなぁ、とも思いました。 辻村深月さんの作品は、実は初めて読んだのです。 ナイーブな、といっていい ...
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イニシエーション・ラブ 乾くるみ 文春文庫 (本記事の本文の最後で、本書が購入できますよ)
2015/5/17 イニシエーション・ラブ, 乾くるみ, 松田翔太
イニシエーション・ラブは、随分前に読みました。 今、映画で話題なので、その時の感想を……。 とりあえず読んだ時の感想は……ああ、懐かしいなあ、そうだったそうだった、そんな恋愛とかしてたよね……という感 ...
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太陽は動かない 吉田修一 幻冬舎文庫
しがないサラリーマンをやっていると、こんな世界に憧れる。。 日本はもちろん、中国や東南アジア、そして米国を舞台にして繰り広げられる次世代エネルギーを巡る攻防。 ページ数はそこそこ多いのだけど、一気に読 ...
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日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか 矢部宏治 集英社インターナショナル
例えば、私が会社の女子社員とやっちゃって、でもそのことは絶対秘密ね、と約束しても、結構バレるもので……(あ、マジでそんな経験ありませんょ、私は^^;) なぜ、バレるのか? 二人でホテルに入ったところを ...
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ラットマン 道尾秀介 光文社文庫
ラットマン。 そういうことだったのか。 唸るしか無い。 道尾秀介の小説は、何と言ったらいいのだろうか。う~ん、 下手なことを書くとネタバレになるし、書かなきゃ魅力を伝えられないし。
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新・戦争論 池上彰・佐藤優 文春新書
これは絶対読むべきだ。 なぜなら、極めてクールで常識的な分析だから。 二人のインテリジェンスと見識の高さに、まずは尊敬の念を抱く。 そして、そこから展開される、 まさに今の、世界の紛争地の状況、また紛 ...