私は、できるだけこのブロクでは読んだ本の批判はすまい、と思って書いています。
が、今回は、書かせていただきます。
なぜか。
この本ほど、読む前に期待して、読み始めたら絶望した本は、無いからです。その理由を、これから書きたいと思います。
ハッキリ言わせていただきます。
この本は、人様からお金を頂いて販売するレベルに達していません。
なぜか。
書かれている日本語の意味がわからないからです。
枝廣淳子さんは、システム思考で物事を動かしていくことに於いては素晴らしい能力をお持ちだと思うのですが、翻訳者としては、疑問です。
つまり、彼女は翻訳者としては、適切な人選ではなかったわけで、
意味不明の日本語のまま出版してしまった、つまり人様からお金を取って販売してしまった出版社に責任があるのです。
本当に残念です。
内容は、凄いいいことが書いてある、素晴らしいことが記されている、と思われるのですが、この文章は結論として、肯定なのか、否定なのか。指示代名詞が一体何を指しているのか、そのあたりのことが全くわからないのです。
かつて、青土社から出版されたカレル・チャペック短篇集を読んだ時も、全く同じ感想を持った。
日本語になっていない。
本書も、同じ。
システム思考に興味を持ち、何かを学ぼうとする人は、今の時代には多いと思うのですが、本書は、やめておいたほうがいいと思います。
次の改定で、日本語にちゃんと訳されていれば、素晴らしい内容なのでしょうが。
極めて、残念です。
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