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サラリーマンの悩みのほとんどには すでに学問的な「答え」が出ている    西内 啓

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サラリーマンの悩みのほとんどには すでに学問的な「答え」が出ている    西内 啓

サラリーマンの悩みのほとんどには すでに学問的な「答え」が出ている    西内 啓

サラリーマンの悩みのほとんどには すでに学問的な「答え」が出ている。そうなんですよ、みなさん。

働く時間は増えるのに、給料は下がる。必死で頑張っているのに、年収は下がる。
実際ここ数年の多くのサラリーマンが抱いている不満ですよね。でも、当然のことなのです。既に、学問的な答えが出ているのです。
筆者の西村啓は、仕事の後のビール1杯の美味さと、2杯めの時の感じとを比較して、収益逓減の法則を教えてくれます。
なるほど、と私は感じました。残業とか、早出してもしょうがないな、いや、むしろ、しないほうが自分のためでもあるし、会社のためでもあるな、
と思い、実行しています。

サラリーマンって、今は、はっきり言って会社の奴隷です。奴隷から、ビジネスマンにメタモルフォーゼするために、読んでおきたい1冊です。

『サラリーマンの悩みのほとんどには すでに学問的な「答え」が出ている』 西内 啓

この本を紹介するのは、前回と前々回に紹介しました、「日本文化の論点」「里山資本主義」からの流れです。
今の日本の、政治や経済、会社、社会、学校教育などが成り立っている、コンピュータで言えば、OSがもう使い得ないのに、その古いOSの上になりたっているものだから、何をやっても全然ダメ、という話の流れの中での紹介なのです。
アベノミクスとか、正直クソですし、原発も終わってる(というか最初からダメだけど)。そして秘密保護法でパクられる的な感じではあるのですが、それは置いておいて。
でも、文句ばっかり言って、サラリーマンやってるじゃん、というのが、とりあえず、今のサラリーマンなのですが、
実は、その機能しないOSやめちゃって、こうしたらいいよ、というのが、「サラリーマンの悩みのほとんどには すでに学問的な「答え」が出ている」を含め、「日本文化の論点」「里山資本主義」の3冊なのです。
今を生きる、これからまだ生きなければならない、家族を大切にしたい、すべての人たちへ、読んで欲しい3冊です。

ちなみに、多くの会社の経営陣は、OSが既に使えないことに気づいていません。また、経営を上手にするための具体的な技術を持っていません。
例えば、少し前に流行った成果主義。成果を出した人には、多くの報酬を出してメリハリを付ける、なんてやっているわけです。
既に、この方法は、却って逆効果(効果が出るのは単純労働だけ)ということが、学問的に証明されています。TEDとかのプレゼンテーションでも、数人の人が、このような内容の話をしているのですが、まあ、経営者とか、知らないのでしょうね。
そんな経営者が進路を示す泥船に乗っていていいのですが?これは政治家とかも一緒ですけどね。

じゃあ、どうすればいいか、その答えが、この3冊にありますよ。

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