鉄道員(ぽっぽや)が直木賞をとって、その一部が掲載されたオール読物を、僕は帰宅中の丸ノ内線で読んでました。荻窪に向かって左側の座席に座っていました。なぜ、そんなことを覚えているのか。丸ノ内線で、涙が流れて止まらず、大変だったからです。
そのエピソードは、「ラブ・レター」。
途中から、涙が流れて、どうやっても止まらなくって、どうしようもなかったのです。
それから、泣けてしまったのは、「角筈にて」。
表題の「鉄道員(ぽっぽや)」は面白かったのですが、泣ける程ではなかったのを記憶しています。
(まあ、「映画の鉄道員(ぽっぽや)」の出来が酷かったし(広末涼子を出した時点で終わりその印象に振られているのかもしれませんが)
ラブ・レターは、本当に泣けました。(ラブ・レターも、映画化されているようですが、見る気もしませんが)。
泣きたい人、私は絶対に泣かない、という人、読んでみてください。