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向日葵の咲かない夏 道尾秀介 新潮文庫 少しネタバレ注意
道尾秀介さんの著作には、猛烈な世界観があります。 猛烈で強烈過ぎて、それが作品の好き嫌いに影響しているとも思います。 私はと言えば、好きで嫌いで好き、といった妙な感じです。でもこの漢字、わかっていただ ...
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マグマ 真山仁 角川文庫
マグマ 真山仁 角川文庫 真山仁といえば「ハゲタカ」が有名。ですが、今回ご紹介するのは「マグマ」。地熱発電を正面から捉えた、エンターテインメント小説。 エネルギーを今後どうするか、私たち一人一人が真剣 ...
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里山資本主義 藻谷浩介 NHK広島取材班
【一言感想】 もう、これがいい、と強く思うのです 山資本主義。今、この本が私に、生きる指針を示してくれました。 ここ数年、日本の主に経済やその政策に関して、思っていたこと、感じていたこと、考えていたこ ...
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月と蟹 道尾秀介
2014/1/3
月と蟹 道尾秀介 直木賞受賞作です。が、私は、読後感に、直木賞受賞作だあな、といったものはなかったです。いや、面白く無いのではないのです。面白いとか、そういう尺度では、読めないというか……。難しい ...
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世界のすべての七月 ティム・オブライエン 村上春樹[訳]
2014/1/3
世界のすべての七月 ティム・オブライエン 村上春樹[訳] 同窓会。30年ぶり。1969年の大学の卒業生たち。再び出会う、男と女。 誰しもが、「あのとき、別の選択肢を選んでいたら」という思いをいだく ...
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神去 なあなあ 日常(かむさり なあなあ にちじょう) 三浦しをん
【一言感想】 もう、やり方に限界がきているような 「神去 なあなあ 日常」 映画にもなりましたね。私は映画はみていないのですが、小説を読んだとき、面白く、ドキドキして、そして考えさせられました。 高度 ...