日記

鰻と禅

沖縄からタイ、鎌倉から熊本、また浜松へ。

ここのところ、移動が多い。元々出張が多く、どこに住んでいるのかよくわからなくなるのですが、ここ2週間は、ベースキャンプの鎌倉に戻ったのは2日くらい。タイに出かける前には沖縄で少し仕事をしていたのですが、沖縄を離れた次の日に、首里城があんなことになってしまって。
そして、今日は、浜松にいます。

さて、浜松に何をしに来たのか。
鰻を食べに来た、と言いたいのですが、それはまだ叶っておらず。
(鰻は大好き!)
今回は、曹洞宗の西見寺(さいけんじ)を訪れた。
ここには、尊敬して余りある住職がいらっしゃることが分かったからなのです。

鰻が食べたかった

鰻が好きなんだ。
鰻が食べたかった。
でも、財布を落とした(幸いなことに、ちゃんと拾ってくださって確保していただいています。回収も完了しました。感謝です)。
だから、鰻を食べるお金はない。
浜松と言えば、鰻。
今回、浜松を訪ねたのは2回目。しかし、1度も鰻を食したことなし。
まあ、そういうもんなのでしょうかね。
何しろ私は、座禅を組みに来たのです。浜松に。

禅を学ぶ

西見寺山門

僕は少年期から、ヨガや忍術が好きだったり、マクロビオティックとかやってきたけど(もちろん、今でも、いろんなことはやっているが)、遂に出会った。という感じがあるのです。巡り合った!と言えばいいのでしょうか。

先日、ご住職とお会いした時に、少しだけ、お話をさせていただいたのですが、ご住職の話が、あまりにもシンプルで。そして強烈で。いや、強烈というのも違うなあ。なんだろう、とにかく、言葉がいちいち面白く、そして心の奥から笑いがこみ上げてくるのです。あんな感覚は初めてでした。
そしてゴルゴ13の話をした時。ご住職はゴルゴ13のことはご存知なかったので、彼の職業を説明し、「こういう日々を送っている人はどうすればいいのですか?」という質問に対してのお答えに、私は、笑いながら涙しました。
ここでいう笑いは、いつも僕が笑っている笑いとも違います。涙も違います。
いつもは動いていない、こころのある部分(それも奥深くにある)が刺激され動いたので、それがなんとも気持ちよく、笑いがこみ上げた、といった感じでしょうか。
涙に関しては、「ああ、生きるということは、こういうことなのか」と直感的に感じて、涙が溢れてきたのです。

といくら書いても、わかんないですよね。
まあ、このような経緯があって
のご住職について禅を学ぼう、と気持ちが決まったのです。

俺は、変わる。男子3日会わざれば刮目して見よ

ということで、禅に取り組みます。
男子3日会わざれば刮目して見よ、という前田日明の言葉(違う違う、前田日明さんが引用したんだって!)がありますが、期待してください。私も変わります。
何しろ、禅の人ですから。

よし、次に浜松に行く時は、絶対、鰻を食うぞーーー。
と、まるで煩悩の人ですが^_^;

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