エッセイ

千年の古都の もののふのいくさ は泡沫の夢か それでも進む

還暦を過ぎて3年くらいが過ぎた。白髪は増えたし、いろんなところが弱ってるのは自分でもよくわかる。
歳をとるとはそういうことだ。

1週間に3回くらい顔を出すカフェで、後何年くらい生きたいか、と言う話になった。

生きるとか死ぬとかは私がどうこうできることではないので、不遜なことを言うつもりはないが、その時頭によぎったのは、サッカーワールドカップを後10回はみたいなあ、と言う思いだった。

ワールドカップ、あと10回は見たい

昨年の末にカタールでやったばかりだから、後10回見ようと思うと、ワールドカップは4年に1回だから、4✖️10であと40年は生きる必要がある。
そうすると、私は103歳だ。不可能ではない。そこまで生きているかどうかは、神のみぞ知るだが。

そして、ふと思った。

私が103歳になるまでに、日本代表は優勝できるだろうか?

なんとも言えないけど、感覚的には、できないだろうな、と思う。あと20回くらいの大会が必要なような気がする。20回か。となると4✖️20で、80年。私は143歳。流石に厳しいか。
となると、私が日本代表がワールドカップで優勝するところを見ることはないかもしれないな。

サッカーとはそう言うものだ。ファンや関係者は見果てぬ夢をみているのだ。

我らが鎌倉インターナショナル

そんな話をしていたカフェは、鎌倉インターナショナルの選手が集まるところでもあり、お店の人総出で応援している。
鎌倉インターナショナル(以降インテル)は、鎌倉を本拠地としたJリーグを目指すサッカーのクラブ。昨年、神奈川県リーグの1部に昇格した。

私も地元なので、インテルにそこそこ入れ込んでいる。

さて、私がこれから10回目のワールドカップを見ている頃、つまり103歳になる頃、インテルはどこのカテゴリーにいるだろうか?
J1に居れば大したものだ。優勝はしてるだろうか?
う〜ん、検討がつかない。
運営がうまくいけば、その可能性もあるが、残念ながら消滅しているかもしれない。もちろんそんなことにはなってほしくないが。

プロフェッショナルのサッカークラブが目指すものは、色々あるけど、クラブワールドカップ優勝もその一つ。世界ナンバーワンのサッカークラブの称号は、そりゃどのクラブだって欲しい。

インテルはクラブワールドカップで優勝する日が来るのだろうか? きっと来ると思う。でも、それは1,000年より先の話だろうな。

そんな話をしてたら、カフェのマスターが、
「1,000年後か。もしかしたら、日本も今のような形では残ってないかもしれんなー」
と遠い目をした。

「だったらインテルの方が残ってないかもよ」

と言ったら

「インテル、残ってる」とぼそっと返してきた。

そう、
インテル、残ってる。
いやいや、それはインテル入ってるだって。

武士は蹴鞠はしたのかな?

それから
優勝する1,000年後が、今年だとしたら。それは1,000年前に発足したサッカークラブが今年クラブW杯で優勝すると言うことだ。
その場合、そのクラブのオリジナルは、間違いなく蹴鞠だと思う。いや、武士はしないか、蹴鞠は。どうなんだろう。

当時の蹴鞠が強い一味は京の都に集まっていたのだろうけど、打倒京都を目指して鎌倉に蹴鞠殿の13人が発足したのだ。そう考えると、鎌倉インターナショナル、優勝できるかもしれんぞ、1,000年以内に。

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