エッセイ

子供の頃は、なんであんなに時間があったのだろう。 夏休みは終わらないと思ってた。そう、エンドレスサマーのように

今日8/10、鎌倉の予想最高気温は29度らしい。3連急に海で色々遊ぼうとしてた人や海の家の売り上げを期待していた人も、当てが外れたのではないか。
天気はなかなか思い通りにはいかなかいことがある。
僕も、ここのところの仕事にやられて心が少し病んでいる。
散歩をする気にもならないし、仕事をする気にもならないし。
9月の上旬に大切なプレゼンテーションがある。ちょうど後1ヶ月。
アッという間に時はすぎる。
夏真っ盛り。小学生特に低学年の頃は夏休みは終わらないものだと思ってた。
もちろん、8月の下旬になって、20日代が少なくなってくると「あれ? おかしいぞ」と少しずつ現実を感じるようになるんだけど。

それでも僕は、夏休みは終わらないと思っていて、今でもそれを信じている節がある。
65歳にもなって(もうすぐ66歳)ヤバいなあ、とは感じているが。

The Endless Summer 限りなき夏

The Endless Summerという映画をご存知だろうか。
最近(去年?)の夏に再公開されたらしいのだけど、僕は見ていない。

このサイトから引用すると
1966年、画期的なサーフフィルムが全米の主要都市で劇場公開された。それが『エンドレス・サマー』(The Endless Summer)だ。3人のカリフォルニアボーイが、たった1台のカメラとサーフボードを持って、最高の波を探して世界一周の旅に出る――そんな輝かしい青春の日々の記録をメインにした約90分のドキュメンタリー。

つまり、3人の若者が最高の波を探して世界中を巡るドキュメンタリーだ。
僕がこの映画を知ったのは、片岡義男さんの『限りなき夏』という本の中でだったと思う。

(思えば片岡義男さんの文章からは色々影響を受けている。本サイトの「人生を左右するコーヒーの飲み方」など)

そうか、夏を追いかければ、ずっと夏で暮らすことができるのか。と、何かを発見した気持ちになり、希望を見つけた気分になった。

ノマドという生き方。何を追いかけるか?それが問題だ

もう66歳になった。残された時間はどれくらいあるのだろう?
考えても仕方ないことだ。
子供の頃のように、僕の時間は永遠に続くなんて流石に思わない。
夏は終わる。もちろん夏休みも。

でもエンドレスサマーを今の時代に置き直すと、ノマドという生き方が見えてくる。
デジタルやインターネットテクノロジーが発達したことで、ある程度地球のどこでも仕事をすることができるようになった。
40年前の若者が、最高の波を追いかけたように、僕も何かを追いかけることができる。
そのことによって、僕もエンドレスサマーを手に入れることができるかもしれない。

しかし、その追いかけるものは何だろう。
66歳になろうとしても、未だにそれがわからない。

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