【先に今日の一言】
サザンオールスターズは生ける伝説です
2025年現在(今日は8/25)は、大阪万博が開催されている。
万博の意義とか、その辺りはよくわからないし、賛成とか反対とか、まあ、意見貼るけど今回話したいのはそこではなくて。
前回の大阪万博、つまり、1970年の万博のテーマソングは、三波春夫さんが歌った。
そのタイトルも「世界の国からこんにちは」。
さっき、万博の意義はよくわからない、ということを書いたけど、意義があるとしたら世界の国との交流だと思う。平和がいかに尊いか。さらにはいろんな国と分け隔てなく仲良くすることがいかに素敵なことかを感じることだと思うけど、
1970年と2025年と、それがうまくいってるかどうかはわからない。
当時「世界の国からこんにちは」と言う歌を聞いた時、小学校低学年だった僕は「変な歌だなあ」と率直に感じた。
三波春夫さんが小節を聴かせて歌っていたのを覚えている。
今、ウィキペディアで調べてみたら、彼だけが歌っていたのではなく、
三波春夫(テイチク)だけが歌っていたのではなく、その他。坂本九(東芝音楽工業)、吉永小百合(日本ビクター)、山本リンダ(ミノルフォン)、叶修二(日本グラモフォン)、弘田三枝子(日本コロムビア)、西郷輝彦・倍賞美津子(日本クラウン)、ボニージャックス(キングレコード)と8社の競作だったそうだ。
三波春夫さん以外は全然覚えてない。
そして、事実彼のレコードが一番売れたらしい。140万枚の大ヒットだ。
つまりあの頃は、三波春夫さんこそ、国民的歌手だったのだ。
今、歌ってもらうとしたら、サザンオールスターズだと思う。歌わないだろうけど
時は流れて、現在。
きっと万博をテーマにした楽曲はあるのだろうけど(ないかもしれない)、僕は全く聴いたことが無いし知りもしない。
今回の万博は、推測だけど、多くの国民に受け入れられているわけでも無いので、本人たちは引き受けないだろうけど、
国民が聴く歌を歌ってもらうなら、やはりサザンオールスターズなんだろうと思う。
僕が浪人生だった時、青山学院の隣あったガスコンと言うパブのようなところで、そこでかかっていた「勝手にシンドバット」に衝撃を受けてからのファンだ。
何度かコンサートにも行って盛り上がった。
サザンはデビューして以来、多少の浮き沈みはあったものの、全世代に対して愛されている。
多分、この国の歴史の中で、最後の国民的歌手(あえて歌手と書かせていただこう)だろう。
もう、こんな人たちは、出ないだろうな。
サザンと、桑田佳祐と同じ時代を生きてきていることは、なんと幸せなことだろう。
三波春夫さんのこと
ところで、現在、三波春夫さんのことを知っている人は、何%くらいだろうか?
日本において、偉大な歌手であることはそれはもう間違いない。
しかし、伝説になっているのだろうか。
僕は、一時期、三波春夫さんのことを思う時間はほとんどなかった。それはそうだろう。お亡くなりになって随分な時が流れてしまった。
が、ある時、僕の後輩が立川流の落語家になった。
高座名は立川かしめ。
前座を卒業するために二つ目の試験に挑んだ。
立川流は、俵星玄蕃を歌うことが二つ目の試験の必須科目俵。
実は、もう多くの人は知らないだろうが、俵星玄蕃は三波春夫さんの代表曲。
赤穂浪士の討ち入りの話の一つなのだ。
なんでも、立川流の家元=立川談志さんが、俵星玄蕃には日本の伝統芸能のエッセンスが詰まっている、とのことで、課題にしたそうだ。
確かに、歌、踊り、浪曲、講談、それぞれ詰まっている感じがする(よくわからんのがほんとのところだけど)
もちろんかしめさんもチャレンジ。
場所は、横浜にぎわい座。
いろいろ工夫を凝らし、俵星玄蕃を終える。
もちろんそれだけではなく、にぎわい座のいくつかの落語を見ての判断になる。
合否を決めるのは、師匠である立川こしらのまた師匠である立川志らく。
俵星玄蕃を歌い踊り、数席の落語を終えた立川かしめ に対する評価には、僕は恐れ入った。
志らくさんの凄さと厳しさと少しの優しさを知った。
その話はいずれこのサイトに書くとして、
今日は、立川流の落語の話ではなく、三波春夫の俵星玄蕃のことだ。
合否は、ウィキペディアにしっかり掲載されているので、そちらを読んでほしい。
この時知ったのは、立川志らくの凄さ。
そして思い出したのは、俵星玄蕃。
さらに厄介なことに、俵星玄蕃は素晴らしいなあ、と感じたことだ。
僕たちは、三波春夫を失って数十年。
それでも横浜にぎわい座で、赤穂浪士の亡霊のように蘇る三波春夫の俵星玄蕃。
そういえば、僕の子供の頃、彼が紅白歌合戦で歌ってたなあ。
あの時はちっともいいとは思わなかったけど、今は、なんだかゾクゾクする。
実に、いいのですよ。
それからのと言うもの、Apple Musicでダウンロードして、カラオケのレパートリーにするべく何度も聴いてシミュレーションしている。
歌謡も浪曲も講談も、なんとなく形にはなってきた。
そろそろカラオケで披露してもいいんじゃないか、と思ってる。
だけど、9分かかるんだよな、俵星玄蕃。
ちなみに、サザンオールスターズは、既に生ける伝説です。
