本書の著者は、ソフトバンク総帥の孫正義氏に、多くの社内プレゼントして、たくさんの決済を取り付けた、プレゼンテーションのプロフェッショナルである。
本書を読めば、その日からあなたはプレゼンテーションの、そしてそのひとつ前の企画立案のプロになれる。間違いなく、あなたは変わる。そこまでの内容の濃い本なのです。
プレゼンが苦手な人こそ、読むべき本
プレゼンテーションと聞いただけで、気分が落ち込んだり不安になったりする人がいらっしゃるのではないでしょうか。人前で話すのが苦手、そもそも何をプレゼンするのか、そのストーリーが作れない……。
それを一気に解決してくれるのが本書「社内プレゼンの資料作成術」。
これや実践的で役に立つ。
筆者は、ソフトバンクで孫正義さんにプレゼンてションが認められ(もちろん、プレゼンだけではなく、何より仕事全体ができた人なのでしょうが)、ソフトバンクの社員にプレゼンの仕方を教える仕事もやっていた、というほどです。
本書を読めば、有効なプレゼンテーションの資料を作るのは、簡単になるでしょう。そしてもう一つ、メリットがあります。
プレゼン資料を作る一つ手前の大変な作業、企画が建てやすくなるはずです。
繰り返しますが、これは読むべき本だと思います。ビジネスマンだろうが、学生だろうが。
プレゼンには型がある
型にはまった生き方はしたくない、とか型に囚われている、とか。型というと、否定的な感触を持つ人もいらっしゃるかとは思いますが、実は、型こそ、物語(企画のストーリーなども含め)を生む、クリエイティブマシーンなのです。
日本にお於いて芸ごとや武道を学ぶには、守破離に則って進んで行く、と言われています。
簡単に言うと、まず教えられた型を守る。次に自分と照らし合わせて自分にとってより良い型を作る、つまり型を破る。そしていよいよ型から自由になる、つまり離れる。そこに至って一人前になる、と言われています。そして、本書「社内プレゼンの資料作成術」は、プレゼンの型を伝授してくれるのです。
プレゼンの型は、企画の型でもある
世の中に伝わる物語には、共通性があります。
まず、問題が起こる。主人公にトラブルが発生する。これは多くの場合、主人公から奪われたものの発見、と言う形で表現されることが多い、と言われています。
そして、主人公はこの失われたものを探しに旅に出て、最終的に取り戻す。こういう型が代表的なものです。
スピルバーグが世界に伝わる神話等を研究し、スターウォーズを作った、とも言われています。
実は、プレゼンにもその型がある、ということが前田鎌利氏の「社内プレゼンの資料作成術」を読むとわかります。
いや、プレゼンの型もそうですが、その一つ手前の、企画の立て方。これにも、型があるのだな、と。
型に沿って企画を進め、型に沿ってプレゼン資料を作る。
それだけです
で、あとはその型に則って、先ずは企画を進めます。
本書を読めば、「企画はどこから始めれればいいのだろうか」言った不安はなくなります。ちゃんとスタートポイントが書いてあります。
もちろん、ゴールまで。そしてゴールに至るプロセスまで。
私もしょっちゅうプレゼンテーションを行います。キャリアと比べても、まあまあ上手い方だとは思っていたのですが、本書を読むと、全然でした。
もっと早く、本書を読めばよかったなあ、とマジに思います。
ビジネスマンよ、学生よ、いや、家庭に入った女性・男性、本書を読むと、いろんな企画が楽にできるようになりますよ。その力って、これからの時代、もっと必要になる、と思います。
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社内プレゼンの資料作成術
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